アマチュアのバンドマンが考える、お客さんに"ライブに来てもらう"という事
こんにちは。
まぐろ茶漬けです。
今回は、アマチュアバンドマンが出演者では無く観客としてライブを見に行って、その時に感じた"お客さんにライブに来てもらう"事をテーマに話します。
来て"いただいた"お客様には最大限感謝する
ライブに来てもらうということは、お客さんは時間もお金も消費しているのです。
まずライブ会場へ行く時、近くに住んでいなければ交通費が掛かります。
そして、これは住んでいる場所にもよりますが、大体ライブハウスは立地条件が悪いです。(新潟県だけかもしれませんが)
そうなると車で行く事になりますが、ライブハウスには無料の駐車場は無いので自腹を切ってコインパーキングを利用しなければなりません。(これも新潟県だけかもしれませんが)
なので駐車料金と交通費だけで下手すれば約1~2000円掛かっているのです。
これではアマチュアバンドのイベントの料金が、ドリンク込みで1~2000円でも割高に感じてしまいます。
お金だけで無く時間も掛かります。
ライブハウスの周辺の道が入り組んでいる、一方通行が多い等、迷いやすい所にライブハウスが建っていれば、目的地の周辺に行く時間だけでなく目的地の近くの駐車場を探す時間も馬鹿にならなくなります。
道が入り組んでいる等すれば運転にも神経を使うので、目的地へ着いた頃には疲れてライブを見るどころでは無い気分になっちゃうかもしれません。
言い方が悪いですが、様々な物を犠牲にして"わざわざ来てくれた"お客さん、いやお客様には最大限感謝しなければなりません。
お客様に居心地が悪い思いをさせない
上の話と関連します。
初めてのライブハウスって入りにくいです。
大体お店の入り口が分かりにくかったり、入り口が地下へ階段で降りる構造だったり、僕は入りにくいと感じました。
そんな入りにくい入口を抜けてライブハウスの中へ入ると、ロビーは出演者とその知り合いやバンド仲間でいっぱい。みんなでタバコをふかしている。
そしてライブハウスへ来たのは良いが、どこで受付をすればいいか分からない。
以上、僕が初めてライブハウスへお客さんとして行った時の感想です。
僕の場合は、ライブハウスに詳しい人と一緒だったし、出演者としてライブハウスに行った経験があるので何とか耐えることが出来ましたが、
ライブハウスが初めての人にこの状況を味合わせるのはキツイと思ってます。
上記したようにライブハウスに本当に初めて行ったのは出演者としてですが、その時は一人で絶対来たくないと思ってました。笑
ていうか、今でも一人でライブ行った時なんかだと居心地が悪いと感じる時があります。
知り合いのイベントに行ったのは良いけど、僕のことを呼んだ知り合いは他の共演者とばかり喋っている。
周りの客もなんやかんや知り合いと来ているので、自分だけ独りぼっちで立っている、みたいな。
スイマセン、暗い話になっちゃいました笑
人見知り直したい!
とにかく、身内で盛り上がるのも良いけど、全然知らない人も見に来てくれている事も頭に入れておいた方が良いです。
お金が発生している以上、仕事としての意識も必要
これは会社の年配の方が言っていたことです。
その方が若い頃、知り合いの人にライブを見に来てくれと誘われたのですが、行かなかったとのこと。
曰く、「よく分からんアマチュアバンドの演奏なんか見る気にもならない」とのこと。
時代も違うのでこういう方ばかりでは無いと思いますが、それでも「こういう考えを持った人もいるのか」と気づかされました。
アマチュアバンドに対して悪いイメージを持っている方をファンにするくらいの気持ちが必要と考えるようになりました。
それには、わざわざ車で片道30分掛けて交通費も掛かって、駐車場代も掛かって、自分たちの演奏を見るためのお金も払って、自分たちが演奏するまで会場に拘束された人がどうしたら満足してくれるのだろうか。
これを考え、行動していかなければいけません。
僕にとっての良いライブとは、良い曲を弾く、良い演奏をするなんて曖昧な物ではありません。
お客様が最終的に満足したライブ・イベントこそ良いライブだと思います。
長くなりました。
自分でも厳しい意見だと思うし、そもそも僕も出来てない事なので「大した事無い癖に偉そうなこと言ってんじゃねーよ!」といった批判は多々あると思います。
今回の記事はそういった意見もある事を覚悟で書きました。
どんな意見、コメントも待っています。
それでは!